子供の中学校では、毎朝10分間ほど「朝読書」という時間があります。
その時に読む本を毎日持ってくるように、学校から言われています。
学校の図書室や地域の図書館で借りた本でもいいし、買った本でもいいんです。持って来られなかった人は、学級文庫の本を読んでもいいということなのですが…
まめに図書室に行って自分で読みたい本を探す子ならいいんですが、うちの子は「図書室行く時間ないから、何か本買っておいて」といいます。
1冊買えばしばらくそれを読んでいてくれるといいんですが、意外とすぐに「読み終わったから次の本買って」というんですよね。
それでこのごろ、毎週2冊くらい、子供の本を買っています。
選ぼうとすると意外と時間がかかるものです…
趣味で読む本は、今はもう完全に、子供が自分で選びます。でも学校に持って行く本なので、なんでもいいというわけにはいかず、ラノベやケータイ小説はよろしくないみたいです。
とか、いろいろ(余計な)疑問がわいてきて考え込んでしまい、案外選ぶのが難しいんですよね。
先生の好感度が高いか、少なくとも「この本は持ってきてはダメ」と言われる可能性が低く、中学生が読んでおもしろい。
そして、持ち歩くのにかさばらない。(文庫本や小ぶりなソフトカバー)
こういった本を見繕って、ご紹介してみます。
ふだんあまり本を読まない方にも、読みやすいと思ってもらえそうな本を中心に選んだつもりです。よかったら参考にしてくださいね。
サラサラ読めるライトノベル寄りの本
言の葉の庭/新海誠new!
読みごたえのあるファンタジー
4作品とも、シリーズものになっています。気に入ったら続けて読んでください。
文学寄りな本
朝読書の時間を利用して「名作」を読むのもおすすめ
ふだん、趣味としていわゆる「名作」読む気にはなれない…という人も、朝読書の時間に、日本や世界の名作を読んでみてはいかがでしょうか。
とっつきにくいけど、読んでみるとおもしろい、という作品も多く、意外とハマってしまうかもしれません。
名作を文庫本で読むなら、岩波少年文庫がおすすめです。
中学生におすすめの岩波少年文庫を何冊かあげてみますね。
岩波少年文庫の背表紙の色について
岩波少年文庫のラインナップはたくさんあって、どの本を選んだらいいか迷いますよね。
選ぶ際の目安として、背表紙の色を見てみてください。
- 小学生~の方におすすめ:ピンク系の背表紙
- 中学生~の方におすすめ:ブルー系の背表紙
また、シリーズ物の作品には、上記以外の特別な色が割り当てられています。
- ナルニア国物語シリーズ: 紫の背表紙
- ゲド戦記シリーズ: 黄緑の背表紙
作品番号でいうと、001〜199番が小学生向け、501〜699番が中学生向けとなっています。
中学生でもピンク系の表紙の本から選んでも、もちろんOKです。
部活に合わせて本選び
同じ世代の主人公が、部活や習い事に打ち込む姿をえがいた小説を読んでみるのもいいと思います。
一瞬の風になれ/佐藤多佳子(陸上競技)
バッテリー/あさのあつこ(野球)
チーム!/吉野万理子(卓球)
楽隊のうさぎ/中沢けい(吹奏楽)
今後も、学校に持って行く朝読書用におすすめの本を見つけたら追記していきますね。