スマホのブルーライトに3つの対策

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スマホのブルーライトは、子供にスマホを持たせるにあたり、心配なことのひとつです。

ブルーライトがよくないってよく聞くけど、じつはなんなのかよくわかっていない…

という人も多いのではないでしょうか。それは私です。

成長期の子供の目を守るために、スマホのブルーライト対策について調べてみました。

ブルーライトとは何か

ブルーライトについては、こちらのサイトでとてもくわしく、わかりやすく解説されています。

参考

ブルーライト研究会

くわしくは、上記のサイトで調べていただいた方がいいんですが、さらっとご紹介しますね。

ブルーライトは、人の目で見ることができる光の中で、一番波長が短く、強いエネルギーを持つ光なのだそうです。

ブルーライトによる身体への影響

ブルーライトの含まれた強い光を長く見すぎると、まず一つは、目に悪いです。

  • 視力が落ちる
  • 目が疲れる
  • 目が痛くなる

といった心配があります。

それだけではありません。この強い光は、人のいわゆる「体内時計」に影響を与えます。

そのため、寝る前に強い光を見ると、眠りにつきにくくなったり、睡眠の質が悪くなったりするのです。

眠りの質が悪くなると、疲れやすくなったり、イライラしたりしますよね。

ブルーライトを見すぎると、様々な心身の不調につながっていくということです。

1時間デジタルディスプレイを見た後は、15分の休憩をとることが、厚生労働省のガイドラインでもすすめられているのだそうです。

私はついつい何時間もパソコンで作業し続けることがあります。反省…

成長期である子供の目はなおさら、気をつけてあげたいですよね。

どんなものからブルーライトが出るのか

  • パソコン
  • スマートフォン
  • タブレット
  • 携帯電話
  • 携帯ゲーム機
  • LED照明
  • テレビ(特にLEDテレビ)

こういったものからブルーライトが多く出ています。

そして、目に近いところでブルーライトが発生するものほど、目への影響が大きいです。

上記の中で、特に目に近いところで使うものといったら…

スマホや携帯ゲーム機が、特に要注意なんですね。

スマホのブルーライト対策

スマホを子供に使わせるにあたり、できるだけ悪影響をおさえられるような対策はないかどうか、調べてみました。

画面調整で対策

スマホやパソコンの画面の明るさを調整するだけでも、ブルーライトを軽減させることができます。

画面の明るさを少しずつ変えてみて、明るすぎず、暗すぎない、目がラクに感じる明るさに、こまめに調整して使うようにしましょう。コントラストも高くしすぎないこと。色味は暖色系が目にやさしいそうです。

そして、子供は特に、夜にパソコン、スマホ、ゲーム機、テレビなどの画面を見ない方がいいんだそうです。

これ、ちょっと現代ではなかなか難しいことですね…

夜はパソコンやスマホ、ゲームなどの画面を見ないのが一番いいのでしょうが、なかなかそうもいかないという場合は、ブルーライトを軽減する画面表示の設定で対策しましょう。

Windows10の夜間モード
スタート→設定→システム→ディスプレイ→夜間モード→夜間モード設定
「日没から朝まで」または時間を指定して、画面の色味をブルーライトを軽減する色に自動で変えられます。
macOSのNight Shift
システム環境設定→ディスプレイ→Night Shift
指定した時間、画面表示が暖かい色に自動で変更されます。自分で時間を指定することもできますし、「日の出から日の入り」と指定することもできます。(macOS Sierra 10.12.4以降)

スマホも機種によっては、視力保護に配慮した画面の設定ができるものがあります。

HUAWEI P10 liteの視力保護
設定→画面→視力保護
画面表示が黄色っぽく変更されます。開始時刻と終了時刻を指定することができます。

iPhoneのNight Shift
設定→画面表示と明るさ→Night Shift
指定した時間、画面表示が暖かい色に自動で変更されます。自分で時間を指定することもできますし、「日の出から日の入り」と指定することもできます。(iOS 11.2.2で確認しました)

変えた直後は、色が黄色っぽく変わるので多少気になります。でもすぐに目が慣れて、気にならなくなります。

上記以外の機種でも、ブルーライト軽減機能があるかもしれませんので、設定を確認してみてください。

ブルーライトを軽減できるアプリもあるようですので、探してみてはいかがでしょうか。

ブルーライトカット効果のあるフィルム

スマホのフィルムには、ブルーライトカット効果のあるものがあります。

使っている機種に合うフィルムを選ぶ際、多少値段ははるとしても、ブルーライトカット効果のあるものを選ぶようにするといいと思います。

うちの子供が使っているHUAWEI P10 liteに合うフィルムで、ブルーライトカット効果があるものをご紹介しておきます。

フィルムは、多くの機種に対応させようとしているものだと、画面の端までカバーできない小さめのものがあります。あれちょっと見た目が悪いんですよね。

これは、HUAWEI P10 lite用ということで、画面の端までぴったりカバーします。何も貼ってないように見えるぐらいきれいですよ。

まとめ

目をはじめとして心身に悪い影響があるというブルーライトについて、調べてまとめてみました。

  1. ブルーライトは目に悪い
  2. ブルーライトは体内時計を狂わせる
  3. ブルーライトを出すデジタルディスプレイを長時間見ない方がいい
  4. 特に夜は、できるだけディスプレイを見ない生活をした方がいい
  5. スマホの設定でブルーライトを軽減できる
  6. ブルーライトをカットするスマホ用のフィルムを使うのもおすすめ

いまの子供の目には昔とは比べ物にならないほど負担がかかっていると思うので、対策をしてあげたいですね。

最後に、もう一つご紹介します。

ブルーライトや紫外線をカットする、度なし眼鏡があります。PCめがねというんだそうです。

パソコンにくわしい友人が、自分のお子さんがパソコンを使う時に必ずpcめがねをつけさせていると聞いて、うちも買わなきゃと思ったんです。

探してみると、予想以上にいろんなメーカーから出ていて、デザインも豊富です。

かわいいもの、かっこいいもの…いろいろあって、子供が気に入ったデザインのものを選べば、喜んでつけてくれるかもしれませんね。

こちらは値段がPCめがねとしては高めなんですが、ブルーライト94%カットという品はなかなか見かけません。値段が安くて35%とか、50%とかいうのが多いです。

ブルーライトカットだけではなく、目にいい機能がたくさん詰まった子供用のpc眼鏡です。