スタディサプリは動画授業を主体とした学習システムです。
教室に通う塾と違って、リアルタイムに講師と会うわけではないので、わからない問題があっても質問ができないのではないかという心配があると思います。
たしかに、レギュラーコースの場合は、講義の内容について、質問ができるシステムはありません。
でも、中学講座の個別指導コースなら、担当コーチに質問をすることができます。
今日は、スタディサプリ個別指導コースの、コーチへの質問について書いてみたいと思います。
目次
スタディサプリ個別指導コースは質問ができる
さきほども書いたように、レギュラーコースを受講している場合は動画授業やテキストでわからないことがあっても、質問ができません。
個別指導コースは、担当コーチに質問ができます。
この違いは大きいですよね。このために個別指導コースを選ぶ、という人は多いと思います。
スタディサプリ個別指導コースで質問をする方法
さて質問の方法ですが、とても簡単です。
いつも担当コーチとメッセージのやりとりをする画面で、文字のチャットで質問を送ります。
または、書き込みをしたテキストや、ノートやメモ帳に質問を手書きしたものを、写真に撮って送信することもできます。関数のグラフや図形の問題など、この方法だと質問しやすいですよね。
質問を送ると、48時間以内に返事が返ってくることになっています。実際には半日から1日ぐらいで返事が返ってくることが多いようです。コーチによって、また質問を送るタイミングによって違います。
上の質問の場合は、昼過ぎに質問をして、その日の夜に返信を頂けていたようです。
スタディサプリの問題だけではなく、学校の宿題の問題等についての質問もしていいみたいですよ。
質問の回数に制限はあるの?
質問の回数は無制限です。
返事はすぐ来るの?
担当コーチへの質問の返事はすぐではなく、48時間以内に返ってくることになっています。早く答えてもらえる場合もありますし、約2日かかることもあるということです。
最大2日間のタイムラグがあるのは困る…という方には、スタディサプリの個別指導コースはおすすめできません。
レギュラーコースは質問ができないが…
動画授業の解説はじゅうぶん詳しいものですので、レギュラーコースを受講するのに困ることはあまりないと思います。うちの子どもも以前はしばらくレギュラーコースを、一人で問題なく受講していました。
ただ、これから受験勉強をするにあたって、いつでも質問できるコーチがいるというのは心強いです。
普段はレギュラーコースを受講して、受験勉強を本格的にやる時期だけ個別指導コースをプラスするというのもいい方法だと思います。
ちなみに個別指導コースの申し込みや解約はウェブ上で簡単にできます。個別指導コースだけを解約して、レギュラーコースに戻ることも、もちろんできます。
質問しやすいかどうかも重要
塾なら、わからないことがあった時にその場ですぐ、または帰りにまとめて質問するといったことができますよね。
だから塾に行かせれば、わからないことは全部質問できて、「わからない」が全部「わかる」に変わるはず、と思うかもしれませんが、残念ながらそう単純ではないんです。
「いつでも質問できる」としても、子供が実際に先生に質問するとは限らないんですよね。
塾でも学校でも、先生に積極的に質問するお子さんと、なかなか質問しないお子さんがいます。
うちの子は、なかなか質問しないタイプです。わからない問題があっても質問しないので、わからないままになってしまいます。
なんで質問しないの?と聞いてみると、こんな答えが返ってきます。
チュー坊
またはこんなことを言う時もあります。
チュー坊
タイミングを見計らってうまく質問するのが難しいというんですね。
それから、もしかするとこんな理由もあるのかなと思うのが、「こんな簡単な問題がわからないと思われたくない」または「簡単な問題で質問して時間を取らせるのは悪い気がする」ということです。
先生や他の生徒に対して、見栄をはったり気兼ねしたりする年ごろなのかもしれないと思ったりします。
もっと単純に、こんな理由もあるでしょう。
「何かわからないことありますか?」
と聞かれた時は何も思い浮かばないのに、後になってから質問したいことがたくさん思い浮かんでくる、ということ、大人でもよくありますよね。
スタディサプリは質問しやすそう
先生になかなか質問しないタイプのうちの子ですが、スタディサプリのコーチには、時々質問しているみたいです。
チャットでの質問なら、質問が思い浮かんだ時いつでも、いくつでも、質問を送ることができます。コーチは稼働時間にまとめて質問に答えてくれます。
顔が見えないから、そしてリアルタイムじゃないからこそ気軽に質問できるということも、どうやらありそうです。
せっかく質問ができる環境を用意しても、わからないことを質問しないままにしてしまうとしたら、本当にもったいないですよね。
「いつでも質問ができる。そして質問しやすい」
こういう観点からスタサプを検討するというのもアリだと思います。