Z会中学1年4月-総合と作文の難易度【Z会受講記録】

うちの息子も、この春いよいよ、中学校に入学しました。

本当に早いものですね!

入学式では、制服を着た子供の姿を見て、急に背が高くなったことにあらためて気づきました。これからもぐんぐん成長し、親から離れて行ってしまうのかと思うと、寂しいような気もしましたよ。

もう親が勉強を教えたり、一緒に勉強するということもないんでしょうね。

教材を選んで費用を出すぐらいのことしかできませんが、よく勉強して、自分の進みたい道を進む力をつけてほしいなと思っています。

さて、うちの子供が受講している通信教育z会について、今月もレポートしたいと思います。

総合と作文の講座の難易度についても書いていますので、受講を検討している方に参考にしていただけるとうれしいです。

中学1年4月総合

今月も、ウォーミングアップ60分、添削問題60分です。

「社会分野1」として、グラフの見方を一歩踏み込んで考える学習をします。

折れ線グラフや棒グラフなどの読みかたは小学校でも習いましたが、単に読み取るだけではなく、グラフから読み取れることは本当に正しいといえるのかを考えさせます。

例えば、グラフの横幅、縦の幅を変えると、折れ線グラフの見え方がどう変わるのか比べます。

また、データを長期的に見た時、短期的に見た時でも、グラフから導き出せる結論が変わってしまうことがある、ということも学びます。

ウォーミングアップでは、最近の新聞記事から「これは必ずしも現実を正しく反映していないグラフではないだろうか」という例を理由とともに挙げる問題にも取り組みました。

「グラフを正しく読み取りましょう」
「グラフを読み取ってわかったことを書きましょう」

と、小学生の頃にはグラフについて学習しました。そこから一歩も二歩も踏み込む、大人っぽい内容の今回の学習でした。

Z会中学生向けコースの「総合」は、中高一貫校に通う方向けのコースに含まれる講座ということで、難易度は高めです。

添削課題は総合問題と作文

先生と生徒の会話形式の問題文を読み、四択問題や記述して答える問題に取り組みました。道徳が正式な教科となる理由について、いくつかのグラフを読み取り、そのグラフから見えることが本当に正しいのかどうかを考えます。

作文は「道徳が正式な教科となることによっていじめを防ぐことができると思うか」について自分の意見を書きます。

「総合」は、中学受験勉強を経てきた人たち向けのコースに含まれるので、今まで学校で習うことの予習復習中心の勉強をしてきた方にとっては、難易度が高く感じられると思います。

問題文を読むだけでも、今までにない考え方を知ることができて、勉強になるだろうなとは思います。

クリティカルシンキング・みんなの意見

3月号で「みんなの意見」に投稿していたんですが、回答選に自分の回答が、スタッフの方からのコメントとともに載っていました。

もうあまり素直に「やったー☆」なんて喜んだりはしないんですよね。なんか「おぉ」とか言っていました。

他の方の意見を読んで「いいかも!」を押したりしていたようですよ。

中学1年4月作文

4月のテーマは「原稿用紙の基本を学ぶ」となっています。

大人でも、作文を書こうとしたとき、原稿用紙の使い方が案外よくわかってないことに気づく人が多いと思います。作文の勉強を始めるにあたり、こうして一度きっちりと学んでおくことができるのはいいと思いました。

iPadの単元一覧のページで確認すると、先月と同じように第1回から第3回までが、今月の学習内容を学びながら、添削課題の下書きまでする「アプローチ」となっています。

そして第4回が、添削課題を仕上げる回です。

原稿用紙の正しい使い方を学ぶ

  • 段落のはじめは一マス空ける
  • 促音(っ)、拗音(ゃゅょ)などは一文字一マスとし、マス目の右上寄りに書く
  • 会話文の書き始めは基本的に行を変える(作文の制限文字数がそれほど多くない場合は、行を変える必要はない)

こういった、原稿用紙の使い方のルールを、一つ一つくわしく学びます。

かぎかっこと、二重かぎかっこの使い分けなど、私なんか大学生の頃に初めて知ったという記憶があるんですが、そういったことも、子供は中1のいまZ会で学んでいます。

さらに詳しい原稿用紙の使い方のルールをまとめた小冊子ももらっているので、作文を書いていて迷ったときは確認しながら、覚えていくことができます。

今月の添削課題

うれしかったことと、その理由を考えて200字ていどの作文を書くというのが今月の課題です。

書きやすいテーマで、長さも短めです。小学生の間は特に作文の勉強をしていなかった方でも、安心してスタートしていただける難易度だと思います。

この作文を書くために、第2回、第3回アプローチの2回にわたって、材料集め、構成メモづくり、下書き、推敲…といった手順で進めていきます。

「材料を集める」「構成メモを作る」「推敲する」こういった手順のひとつひとつについて、詳しい解説があります。どんなことを書いたらいいのか、なかなか思いつけない方でも、豊富な例文やヒントを読みながら進めていけば、しっかりと作文が書けるはずです。

さらに、言葉の力アップ問題では、書き言葉と話し言葉に関する問題に取り組みました。このように、作文を書くために必要な言葉の知識も身につけられるようになっています。

Z会中学生向けコース総合と作文の難易度

記述や作文の学習をするのに、Z会中学生向けコースの「総合」と「作文」のどっちを選んだからいいか、迷っている方もいるのではないでしょうか。

  • 総合: 中高一貫校に通う方向けのコース
  • 作文: 高校受験をする方向けのコース

と、まずコースが違っているという点に注意が必要です。

「総合」は難易度が高く、「作文」は一般的な難易度です。中学生になって初めて作文の通信教育を受けようかなと思っている方でも、「作文」は無理なく受講を開始することができると思います。

「総合」は、学校で学ぶことだけではものたりない、もっと深く学びたい、という方におすすめです。

中学生にZ会おすすめします

うちは今のところ、総合と作文だけを受講しています。

入学してしばらくたってから、受講する教科を考え直したいと思っています。学校の宿題はどれぐらい出るのか、部活等で疲れるだろうけど、毎日どれぐらい勉強ができるものなのか、様子を見ています。

Z会は、限られた時間で効率的に勉強ができる教材として信頼しています。テキストは文章量が多めなんですが、これを毎月しっかり読むだけでも相当力がつくんじゃないかと思っているんです。

中学生に通信教育をやらせようかなと思っている方に、おすすめします。Z会で一緒にがんばっていきませんか。

ぜひ公式サイトで資料請求して、Z会の教材を手に取ってみてみてくださいね。

公式サイト中学生のためのZ会