中学生の子供が、Z会を受講しています。今回、受講教科に数学と英語を追加することにして、スタートセットが届きましたので内容をレポートします。
iPadスタイルですが、紙の問題集が何冊か届いています。問題集の中身もちらっとご紹介したいと思っています。
Z会を受講してみようかな?と思っている方に参考にしていただけると嬉しいです。
受講教科を変更した理由
子供は、中学に入学する前の3月から、中学生向けのZ会を受講しています。
最初は、学校の宿題がどれぐらい出るのかわからなかったので、様子を見ようと思い、主要教科は受講せず、作文と総合だけを受講していました。
ゴールデンウィークも終わり、学校生活に慣れるとともに、宿題がどれぐらい出るのかもだいたいわかってきたので、主要教科もプラスすることに。
全教科ではなく、数学と英語だけです。その他の教科は今のところ、教科書ワークや教科書トレーニングで、学校の予習と復習を主にやっていくことにしています。
中学生の生活は思ったより忙しく、高校受験に的にしぼるために、総合はやめることにしました。
総合は、中高一貫校に通うお子さん向けのコースに含まれる講座で、教科にとらわれず様々な問題についての考え方を学び、人に伝わるように表現する力をつけるための学習をします。やっていたら、ためになるだろうなとは思いました。
受講教科の変更は、Z会のマイページから手続きをすることができます。
数学と英語を受講開始するのは6月からですが、申し込んで数日後に、まず「スタートセット」というものが届きました。
スタートセットはいつ届くの?
申し込みをしてから約1週間後に届くことになっています。
今回は、Z会のマイページから申し込みをして、5日後に届きました。
申し込みが多く混んでいる時期(2~3月など)や、申し込みはがきを郵送する場合等は、届くまでもう少し日数がかかる場合があるかもしれません。
毎月届けられることになっている添削課題などは、スタートセットには入ってきません。
総合と作文を申し込んだときには、iPadで答案を撮影するためのスタンドが一緒に入ってきました。
英語と数学を追加で申し込んだ今回、同じ箱でスタートセットが届いたんですね。
「まさか、スタンドがもう一つ届いたのでは」
と一瞬びっくりしましたが、スタンドは今回は入っていませんでした。
また、受講案内やiPadスタイルの受講方法の説明書なども、今回は入っていませんでした。Z会の中学生向けのコースに初めて申し込みをした時のスタートセットには何が入ってくるかについては、こちらの記事に書いています。
z会中学生コースのスタートセットが届きました
教科の追加をした今回のスタートセットには何が入っていたのかというと…
入っていたものを、一つ一つ解説していきますね。
ZStydy 要点ブック(映像授業用テキスト)
「要点ブック」は、Z会中学生向けコースのメインテキストです。
Z会の映像授業は「手で要点を書きながら見る」のが大きな特徴です。この「要点ブック」は、授業のポイントのまとめと、基本問題の例題が載っています。説明文やまとめが、ところどころ空欄になっています。映像授業を見ながらその空欄を埋めていくと、復習やテスト勉強の時に役立つ「まとめのノート」ができるというわけです。
映像授業を見るだけだと、集中しないで一通り流すだけで「やった気分」になってしまうこともあるでしょう。
要点ブックの空欄を埋めながら映像授業を見ることで、自然と集中して見て説明を聞くようになります。また、ただ見たり聞いたりするだけよりも、手で書くことで記憶に残りやすくなります。
英語
1年間使うテキストで、156ページ+付録10ページ、別冊の解答がついています。
ところどころ空欄になっている要点のまとめと、基本問題の練習問題が載っています。
映像授業を見ながら、この要点ブックの空欄を埋めます。
中身はこんな感じです。(画像はぼかしています)
数学
1年分で143ページです。別冊の解答がついています。
要点はところどころ空欄になっていて、映像授業を見ながらこの空欄を埋めていきます。
要点の解説を、手を動かしながら聞いたあとは、基本問題を解いて身につけます。
ノートの取り方を学ぶこともできますし、きれいに空欄を埋めると、復習や定期テストで役立つノートが完成するんですね。
定期テスト攻略ワーク
メインテキストの要点ブックでは、問題練習は少ししかやりませんが、こちらの「定期テスト攻略ワーク」で、繰り返し多くの問題を解くようになっています。
英語
176ページ+別冊の解答、リスニングの学習教材であるCDがあります。
また、メインの問題集の他にもう1冊、約50ページの「確認テスト」の冊子があります。
テスト勉強として、語句のつづりの確認やテストに出そうな問題をまとめてチェックできるようになっています。
数学
144ページ+別冊の解答。
(画像はぼかしています)
数学にも、メインの問題集の他に「確認テスト」の冊子があります。
本番の定期テストに近い形式で問題演習ができます。
まとめと感想
中身はまだぱらっと見ただけですが、定期テスト攻略ワークが、教科書ワークや教科書トレーニングと似た感じかなと思いました。要点のまとめと、練習問題がしっかりできるようになっています。
その他に、映像授業+要点ブックによる学習と添削課題があり、教育に関する情報も得ることができるのがZ会です。
全教科やるとしたら料金も、勉強時間も多くかかってしまいますので、特に力を入れたい2~3教科だけZ会をやって、他の教科は教科書ワーク、教科書トレーニングで勉強することにしてもいいんじゃないかなと思っています。
今回テキストを見た感じでは、Z会の中学生向けコースの主要教科は、演習量も十分で、これだけやっていても定期テストで100点を目指せる内容だと思います。
主要教科の他に、前回のスタートセットの紹介でも書いたように、副教科の問題集も分厚いのがついてきています。
高校受験で上位校を目指す方は、中1からZ会、おすすめです。