中学生におすすめの家庭学習教材【家計にやさしい】

中学生におすすめの家庭学習

高校受験が迫ってきているのに、スマホばかりいじっているお子さんが心配ではありませんせんか? 

中学生といったらバリバリの反抗期ですから、「勉強は?」と声をかけようものなら、たちまち親子喧嘩になる…と悩んでいる親御さんは多いんじゃないでしょうか。

じつは、うちもそうなんです。

かといって、「じゃあもう、勉強のことを言うのはやめるよ。毎日ちゃんと学校に行って授業を受けてるんだから、それでじゅうぶんだよ」と言うと、それはそれで不安になるらしく、適度に「勉強しろ」と言ってほしいとなどというんですから勝手なものです(^-^;

私の周囲では、子供を塾に通わせる家庭が急激に増えています。高校受験が迫ってきたけど、家で勉強させるなんて無理!と塾に丸投げするわけですね。

でも塾の料金って高いですよね。消費税も上がりましたし。

もう少し家計にやさしいプランがあるんじゃないかと思い、うちの子供がやってみてよかったものを中心に、いろいろ考えてみました。

(高校受験をする中学生の家庭学習について考えて書いています。中高一貫校に通う方の勉強方法としては適当ではないこともあるかと思います。ご了承ください)

絶対にやるべきこと

中学生の家庭学習の基本、それはノートと学校の副教材のワークです。

なぜなら、ノートやワークは先生に提出することになっている授業が多く、提出物の仕上がり具合は、通知表の評価に直結するからです。

通知表の評価に直結するということは、高校受験に直結するということです。

学校の副教材のワークがあれば、それをやることが第一です。ワークの他にノートの提出もある教科ならば、ノートもちゃんと書くこと。

それが最優先です。

もしも、提出物をちゃんと出せてない…という人がいるとしたら、ダメですよ。これだけはやった方がいいです、ほんとに。

副教材のワークやノートのまとめを日々きちんとやっていれば、それだけで授業の復習もできているはずです。

定期テスト前には、教科書を読み返し、問題を解き直します。さらにノートの見なおしをして、ワークの問題をくり返し解きます。

教科書と、副教材のワークに載っている問題をすべて解けるようにすること。これだけでも、本当にしっかりとやれば、定期テストで高得点を目指せます。

といっても、これは簡単なことではありません。

解きっぱなしで、わからない問題をそのままにしがちだったり、スマホをいじりながら適当にやっつけて提出してしまったりする子は、多いものです。

教科書ワークと教科書トレーニング

教科書と、学校の副教材のワークの他に、教科書ワークや教科書トレーニングといった、教科書準拠の問題集で、復習と問題演習を繰り返すのもおすすめです。

教科書の類題を多く解き、定期テスト対策もできます。

教科書ワークと教科書トレーニングはどっちがいいの?と、すごくよく聞かれますが、どっちでもいいんです。どちらも、とても勉強しやすく作られている問題集です。

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授業をしっかりきき、ノートとワークをきちんとやり、教科書準拠問題集で定着。これだけでも、中学校1~2年生の勉強は十分だと思います。

学習習慣がついていないなら

高校受験のために、もう少し成績を上げる必要があるけど、勉強をする習慣がないとか、勉強の仕方がわからないという場合…

塾に通う、家庭教師に来てもらうなどの方法で、決まった時間に強制的に勉強をさせる手もありますが、できればもう少し費用をおさえられるといいですよね。

時間が決まっているアオイゼミ

パソコンやスマホで動画授業を見られるアオイゼミをペースメーカーにするという手があります。

アオイゼミ

アオイゼミのライブ(生放送)授業は、曜日と時間で、授業の学年と教科が決まっています。「中学校2年生の英語のライブ授業は、毎週月曜日の20時から」といった具合。

無料でもある程度受講できますし、有料プランも安いです。

ただし、定期テスト対策とか、難易度の高いクラスなどは今のところなく、標準的な難易度の授業だけです。ライブ授業以外の動画授業もありますが、例えば動画授業で有名なスタディサプリと比べると、種類や数は少ないです。

まったく勉強の習慣がないお子さんならば、まずはアオイゼミだけ見る習慣がつけば、それだけでも成績が上がる可能性はあると思います。

スタディサプリも人気

パソコンやスマホで気軽に見られる動画授業といえば、有名なスタディサプリもおすすめです。

スタディサプリ

大学受験生向けの一部授業を除き、生放送の授業ではありませんが、神授業とも呼ばれる質の高い動画授業が、ものすごくたくさん、もう山のようにあります。

小学校4年生から大学受験生まで、学年、教科ごとに、基礎や応用、定期テスト対策などの授業のコースがあり、英検や公務員試験といった資格対策の講義があり…選ぶのが大変なほど、講座はバラエティに富んでいます。

スマホで見られる授業なら、興味を示すお子さんも多いのではないでしょうか。

料金が、月額1980円と非常に安いのも助かります。うちもそうですが、塾や通信教育と併用している人が増えているのだそうです。

苦手な教科がある場合

苦手な教科があるなら、塾の個別指導を受けるか、家庭教師に教わるのが効果的ですが、やはり料金は高めです。調べてみると、1教科月4回の指導で、月謝は1万円以上というところが多いですね。

スタディサプリの個別指導コースは回数無制限に質問できる

さきほども紹介したスタディサプリには、個別指導コースというものがあります。

月額料金は9800円と、通常のコースの約5倍になりますが、専属のコーチが学習計画を立ててくれて、勉強していてわからないことがあれば、個別に質問に答えてくれます。

うちの子も少しお試しでやってみましたが、塾と動画授業を使った自習のいいとこどり、そして欠点を補うような、画期的な学習システムだと思いました。

  • 通塾のための時間や手間がかからない
  • 家で勉強するから安心
  • 塾より料金はぐっと安い
  • 個別に学習計画を立ててもらえる
  • 授業の理解度をチェックしてもらえる
  • アドバイスや励ましをもらえてやる気がわく
  • わからないところは質問できる(質問回数は無制限)

無料体験で気に入れば、個別指導コースでがんばってみるのもいいんじゃないかと思います。

スタディサプリ

しっかり勉強したいなら通信教育

将来大学に行きたいとか、学びたいことがあるとか…目標があって、学校での勉強プラスαの勉強をしたいお子さんなら、早いうちから塾や通信教育で、しっかりと勉強をしていきたいですね。

塾よりもずっと費用をおさえて、自分のペースで学べる家庭学習教材がおすすめです。

中学生向けの通信教育の定番

進研ゼミ中学講座

有名な通信教育の中では受講費用が安くて、教材はものすごく充実しています。

こちらも人気で評判がいい

◆スマイルゼミ◆中学生向け通信教育

専用タブレット1台で勉強が完結。ちなみに、子供の友達でこれを長く続けている子の成績が抜群。

デジタル教材が合わないお子さんもいます

中学ポピー

デジタル教材は便利ですが、お子さんによっては合わないこともあるんです。

どうも集中できない、と悩んでいたお子さんが、ポピーに変えたら勉強に集中できるようになったという評判をいくつも聞いています。

うちの子が受講しているZ会

中学生のためのZ会

うちの子供が受講しているのはZ会です。とても充実した学習内容で、定期テスト対策も万全です。

iPadスタイルとテキストスタイル、両方やりましたが、テキストスタイルがうちの子には合ってるみたいです。

  • 目標に向けて勉強をがんばりたい人
  • 定期テストで100点を目指したい人
  • 得意教科を伸ばしたい人

こんな方にZ会はおすすめです。

特に力を入れたい教科はZ会。他の教科は、教科書ワークと教科書トレーニングの他、スタディサプリの1980円のレギュラーコースで勉強しています。

全教科Z会をやるとしたら、費用も、子供の学習時間も多くなりすぎて大変ですからね。

スタディサプリは、苦手な単元の動画授業を見たり、定期テスト前に短時間で要点チェックと問題演習をしたい時にもいいですよ。

スタディサプリ

オンライン英会話も時々プラス

うちの子は、英検は3級まで合格し、今は準2級対策の勉強を進めています。学校では英語は得意教科になっているようです。

オンライン英会話は、やるとやらないとでは大きな違いがあることを実感しています。

でもずっと続けるのは、やっぱり時間と費用が大変なので、ピンポイントで追加しています。

うちの子がやっているkimini英会話は、いつでも無期限で休会できるんです。いまは夏休みや、英検の二次試験前だけ、サッと申し込んで便利に利用させてもらっています。

すごく利用しやすくて、おすすめですよ!

学研グループのオンライン英会話

まとめ

というわけで、うちの子供がやってみてよかったものを中心に、中学生におすすめの家庭学習方法をいろいろと書いてみました。

塾に通わせないとダメかな?と思っている方に、いろんな方法があることを知っていただけたら嬉しいです。