Z会中学生の作文と総合受講開始!【Z会受講記録】中1年3月

中学生になる子供が、Z会通信教育で作文と総合の講座を受講しています。

先日スタートセットが届いたことを書きました。その後、早速3月号の勉強を開始しています。

作文(高校受験コース)

いよいよ、中学生向けコースの作文の受講開始です。

小学生の頃も、Z会の通信教育で作文の専科を受講していたことがありますが、中学生向けコースとなると、難しいのかな?と子供はちょっと心配していたようです。

今月の学習内容

今回は、「もしも作文」を書くという学習内容です。

もしも自分が〇〇だったら…

と想像して作文を書きます。

こういうの、想像して物語を作るのが好きなお子さんには、とても楽しい学習なんじゃないでしょうか。

うちの子はどうかというと、想像して文章を書くことはもともととても苦手でした。小学校3~4年生までは、何を書いたらいいのかわからない、といって真っ白な原稿用紙を前にフリーズしてしまう子だったんです。

作文の苦手意識を解消するためには、とにかく文章を書く機会を増やすこと、そして書いた文章に、肯定的なアドバイスをもらえることだと思います。

それには通信教育を受講するのがいいと思い、小学生のうちから作文の通信教育を受講させてきました。このことについては、別のサイトに詳しく書いています。

参考

小学生の作文教材

そして中学生向けのコースを受講開始した今回…

作文の課題は、3回にわたり、作文を書くための準備をしました。iPadスタイルで受講しているため、テキストはiPadに配信されているものを読みました。

  1. 主題を決め、作文を書くための材料を集める
  2. 考えを深め、作文の構成を考える
  3. 下書きをし、推敲をする

説明やヒントを読み、質問に短い文章で答える形式で、手書きでメモを取りながら考えを深めていきます。

この準備をもとに、添削課題である作文を書いていました。

作文が苦手だったうちの子供でしたが、ひとりで取り組んで、添削課題の作文を書きあげ、自分で撮影もして提出していました。

これまで作文の通信教育を受講してきた効果があったみたい?と、うれしい気持ちになりました。

将来の受験のためということもありますが、文章を書く力は、大人になってから仕事をするため、人と気持ちや考えを伝えあうため、大きく言えば「幸せに生きていくために」とても大事な力だと思うんですよね。

これからも、作文の勉強はずっと続けてほしいなと思っています。

総合(中高一貫校コース)

iPadスタイルでの受講ですが、テキストと添削課題、解答用紙は紙で届いています。添削課題の提出方法だけがiPadスタイルっていうことなんでしょうかね。

(作文の方は、テキストと添削課題の問題はデジタルで、解答用紙は紙です)

今月の学習内容

先生と生徒の会話形式の文章を読み、資料も読み取り、自分の考えを文章で表す学習です。

中1の3月号は、「人文分野1」ということで、「常識」とは何かということを考え、表現する内容になっています。

自分が常識だと思っていることが、本当に、他の人にとっても常識なのかを考えます。

他の国の人はどうだろう?

他の時代はどうだったんだろう?

といろいろな視点から考えてみる姿勢を、まずは身につけてほしいということでした。

考えるにあたり、「なんとなく」ではなく、様々な資料をもとにすることも学びます。

自分の意見を書いたり発言したりする際にも、読み取った資料を根拠にすることで説得力が増すことにも気づくのではないでしょうか。

ウォーミングアップ

ウォーミングアップでは、iPadで自分の意見を50字以内で送信できるようになっていました。

必須のテストではないですが、投稿された意見の中からいくつか選ばれて講評をもらえるようです。

自分の好きなニックネームで投稿できますし、他の人の意見を読んで、「いいかも!」というボタンを押すこともでき、SNSみたいで、参加が楽しみになると思います。

気になったこと

テキストの内容はとてもいいんですが、サラッと読むだけになってしまいそうなんですよね。

うちの子は10分ぐらいで、「もう読んだ」と言って、みんなの意見への投稿もさっさと済ませていました。

なんかもったいない感じ…
  • テキストに出てくる「数字」に線を引きながら読み返す。
  • 大事だと思うところにマーカーで色をつける。
  • 資料からわかることを説明してみる。
  • ウォーミングアップの最後の「今回のまとめ」を音読する。

こんなことを取り入れると、テキストの内容をより深く理解できるんじゃないかと思います。

添削問題

60分で取り組むことになっていました。

  1. 先生と生徒の会話形式の問題文や、新聞記事、小説の一節などから成る問題文を読んで答える総合問題
  2. 「現代の私たちは自由だと思うか」ということに対する自分の考えを書く300字の作文

難しいと思いますが、中高一貫校コースは、中学受験のための勉強を経験してきた子たちが対象ということで、高めの難易度になっているのかなと思いました。

添削課題の提出目標が3月15日となっていました。

この目標日までに提出できると、Z会MyPageの「みんなの答案」コーナーに載る可能性があるんでしょうかね。

「みんなの答案」というのは、着眼点がおもしろい答案が、スタッフのコメントとともに掲載されるコーナーです。(掲載希望者のみ)

このように、Z会の中高一貫コースの「総合」は60分のウォーミングアップと、60分の添削課題という内容です。

課題が添削された後の復習

添削課題は、iPadで提出した3日後ぐらいには添削済みとなっていたようです。

提出してから返却までの期間が長いと、自分がどう考えてその答案を作成したのかを忘れてしまいますが、3日後なら、だいぶ思い出せるんじゃないでしょうか。復習の効果が高いと思います。

作文も、総合も、採点されます。小学生のうちは、作文には点数はつけられず、評価があるとしても「A、B、C」「◎、〇、△」といった評価だったりすることが多いと思いますが、Z会の中学生向けコースの作文は、しっかり点数をつけられます。

【今回の評価基準】として、この点数がつけられた理由が詳しく書かれています。

文章を書くのが好きで、自由に表現したい、というお子さんにはこういう「点数を取るための作文」はつまらなく感じるかもしれません。でも作文が苦手な子が受験対策でする作文の勉強には、こういう具体的なアドバイスが効いている気がします。

作文と総合の、添削済みの課題はこんな感じです。画像はぼかしてあります。

見にくい画像ですみませんが…どれぐらいの分量のアドバイスをもらえるのか、ということだけでも伝わればと思い、載せてみることにしました。

小学校の時は、とにかく楽しく作文を書くことを目指していたと思います。イラスト入りの「とにかくほめる」という感じの添削でした。

中学生向けのコースになると、より具体的に、良いところを見つけて認めてくれつつ、もっと良くするためにはどうしたらいいのかを、教えようとしてくれる添削に変わったみたいだなと思いました。

さいごに

うちの子供は、将来できれば入学したいと思っている大学があります。

その前に高校受験もありますので、中学生になったら、1年生からある程度しっかり勉強していった方がいいだろうと思っています。

将来大学進学という目標があるお子さんに、Z会はとてもいいと思います。何よりいいのが、文章をたくさん読ませる教材であるということです。Z会の教材で勉強をしていると、長文を読む力が知らず知らずのうちについてくると思います。

中学校1年生向けの講座は、高校受験をする人向けのコースと、中高一貫校へ通う人向けのコースに分かれています。3月からすでにスタートしていますから、ぜひご一緒にどうですか?

難易度や教材の雰囲気など、お子さんに合うかどうか、公式サイトで見てみてくださいね。